• 2025年7月12日

なぜインプラントは不安?多くの人が抱える5つの原因

「歯を失った部分、インプラントがいいと勧められたけど、手術は怖いし、費用も高そうで…」

あなたも今、そんな不安や疑問を抱えているのではないでしょうか。

この記事では、インプラント治療を検討する多くの方が感じる5つの大きな不安を一つひとつ丁寧に紹介します。

そして、その不安を解消するための具体的な方法と、後悔しないための知識を分かりやすく解説していきます。

この記事を読み終える頃には、あなたの心の中のモヤモヤが晴れ、「自分にとって最善の選択」をするための、確かな一歩を踏み出せるはずです。

なぜインプラントは不安?多くの人が抱える5つの原因

インプラント治療への不安は、決してあなただけが感じているものではありません。
まずは、その不安の正体を具体的に見ていきましょう。

1. 手術への恐怖「痛そう、とにかく怖い」

インプラント治療は、顎の骨に人工の歯根を埋め込む外科手術を伴います。
「手術」と聞くだけで、多くの方が痛みや体への負担を想像し、強い恐怖心を感じてしまうのは当然のことです。
「麻酔が効かなかったらどうしよう」「骨を削るドリルの音が怖い」といった具体的な不安を抱える方も少なくありません。

2. 費用への懸念「高額で手が出ないのでは?」

インプラント治療は、基本的に健康保険が適用されない自由診療です。
そのため、治療費が高額になるというイメージが先行しがちになります。
1本あたりの費用だけでなく、検査やメンテナンスを含めた総額がどれくらいになるのか不透明な点も、金銭的な不安を大きくさせる一因でしょう。

3. 失敗・耐久性への心配「もし抜けたら?老後も大丈夫?」

インターネットで検索すると、「インプラントが骨に定着しなかった」「数年でグラグラしてきた」といった失敗談を見かけることがあります。
せっかく高額な費用と時間をかけても、もし失敗したら、というリスクを考えてしまうのは自然なことです。
また、治療直後のことだけでなく、「10年後、20年後、老後も本当に問題なく使い続けられるのか」という長期的な耐久性への心配も大きな不安要素となります。

4. 術後の生活への影響「痛みや腫れはいつまで続く?」

手術後のダウンタイムも、多くの方が気になるポイントです。
痛みや腫れがどのくらいの期間続くのか、仕事や日常生活にどれだけ支障が出るのか、見通しが立たないと不安になります。
また、手術直後の食事制限や、口の中に異物が入っているような違和感がいつまで続くのか、といった点も心配になるでしょう。

5. 情報の不確かさ「ネットの悪い評判は本当?」

現代は、誰でも簡単に情報を発信できる時代です。
そのため、インターネット上にはインプラント治療に関する様々な情報が溢れています。
歯科医院の公式サイトにある良い情報だけでなく、個人のブログやSNSでのネガティブな体験談も目にする機会が多く、情報過多によって「何を信じれば良いのか分からない」と混乱してしまう方も少なくありません。

インプラントの5大不安を解消する具体的な方法

これまで見てきた5つの大きな不安は、現代の歯科医療技術や適切な知識によって、その多くを解消することが可能です。
ここでは、それぞれの不安に対する具体的な解消法を解説します。

解消法1:【手術の痛み・恐怖】最新技術で「怖くない」治療へ

「痛そう、怖い」という手術への恐怖は、様々な麻酔技術や手術方法によって大幅に和らげることができます
歯科医院では、患者さんの不安を軽減するために、以下のような選択肢を用意しています。

技術・方法特徴こんな方におすすめ
表面麻酔麻酔注射の前に歯茎に塗るゼリー状の麻酔。注射針が刺さる瞬間のチクッとした痛みを軽減します。注射が苦手な方
電動麻酔注射器コンピューター制御で麻酔液を一定の速度でゆっくり注入。注入時の圧力による痛みを最小限に抑えます。痛みに敏感な方
フラップレス手術歯茎の切開を最小限に抑える手術方法。術後の痛みや腫れ、出血を大幅に軽減できます。体への負担を減らしたい方
静脈内鎮静法 点滴で鎮静剤を投与し、うたた寝しているようなリラックスした状態で手術を受ける方法。健忘効果も期待できます。手術への恐怖心が非常に強い方

特に静脈内鎮静法は、眠っているような感覚の間に手術が終わるため、「いつの間にか終わっていた」と感じる方がほとんどです。
これらの技術を組み合わせることで、手術への恐怖は過去のものとなりつつあります。

解消法2:【費用】デンタルローンと医療費控除を賢く活用

高額な治療費に対する不安は、支払い方法を工夫することで軽減できます。
多くの歯科医院では、患者さんの負担を軽くするための制度を用意しています。

  1. デンタルローン
    歯科治療専門のローンを利用することで、月々の分割払いが可能になります。
    クレジットカードの分割払いよりも金利が低い場合が多く、無理のない範囲で計画的に支払いを進められます。
  2. 医療費控除
    インプラント治療は、医療費控除の対象です。
    一年間に支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告を行うことで所得税や住民税の一部が還付されます。
    家族の医療費も合算できるため、高額な治療を受ける際には必ず活用したい制度といえるでしょう。

解消法3:【失敗・耐久性】成功率90%以上!長持ちさせる秘訣は?

インプラントの成功率は非常に高く、信頼できる治療法です。
日本口腔インプラント学会によると、インプラントの10年生存率は90%以上と報告されています [1]。
この高い成功率を支え、さらにインプラントを長持ちさせるためには、以下の3つのポイントが重要になります。

重要ポイント内容なぜ重要か
1. 精密な検査と治療計画歯科用3DCTなどを用いて、顎の骨の量や質、神経の位置などを3次元的に正確に把握します。安全な位置にインプラントを埋め込むために不可欠です。事前のシミュレーションが成功の鍵を握ります。
2. 適切なセルフケア毎日の丁寧な歯磨きが基本です。特にインプラント周囲は汚れが溜まりやすいため、歯間ブラシなども活用します。インプラントの最大の敵は「インプラント周囲炎」(歯周病に似た病気)です。プラークコントロールが寿命を左右します。
3. 定期的なプロのメンテナンス歯科医院で定期的にクリーニングを受け、噛み合わせのチェックやレントゲンでの骨の状態を確認してもらいます。自分では取り除けない汚れを除去し、初期のトラブルを早期に発見・対処することで、インプラントを長く健康に保てます。

適切なケアを続ければ、インプラントは20年、30年と機能し続けることが期待できるのです。

解消法4:【術後の生活】痛み・腫れのピークと食事の注意点

手術後の痛みや腫れは、誰にでも起こりうる正常な反応ですが、その経過を知っておくだけで不安は大きく軽減されます。
一般的な経過と対処法を理解しておきましょう。

期間症状対処法・注意点
手術当日〜3日目痛みや腫れのピーク。多少の出血が見られることもあります。・処方された痛み止め、抗生物質を必ず服用する・患部を濡れタオルなどで冷やす・安静に過ごし、激しい運動や長風呂は避ける
4日目〜1週間痛みや腫れが徐々に引いてきます。内出血でアザが見られることもあります。・食事は柔らかいもの(おかゆ、うどん、スープ等)を選ぶ・歯磨きは患部を避け、優しく行う・うがいは軽く行う
1週間〜ほとんどの症状が落ち着き、日常生活に戻れます。・徐々に普段の食事に戻していく・歯科医院で抜糸を行う

手術後の不快感は一時的なものです。
事前にスケジュールを把握し、食事などを準備しておくことで、安心して術後の期間を過ごせます。

インプラントのデメリットと治療が向かないケース

インプラント治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクも正しく理解することは、後悔しない選択をするために非常に重要です。
ここでは、知っておくべきデメリットと、治療が適用しにくいケースについて解説します。

知っておくべき4つのデメリット

インプラントは優れた治療法ですが、万能ではありません。
以下のデメリットを理解し、他の治療法(ブリッジ、入れ歯)と比較検討することが大切です。

デメリット詳細
1. 外科手術が必要全ての外科手術と同様に、感染や出血、神経麻痺などのリスクはゼロではありません。
2. 治療期間が長いインプラントが骨と結合するまでに数ヶ月の期間が必要です。全体の治療期間は半年から1年以上かかることもあります。
3. 保険適用外で高額自由診療のため、ブリッジや入れ歯に比べて費用が高くなります。
4. 定期メンテナンスが必須治療後も定期的に歯科医院に通い、プロのケアを受ける必要があります。メンテナンスを怠るとトラブルの原因になります。

インプラント治療が適用できない・慎重な判断が必要な人

誰でもインプラント治療を受けられるわけではありません。
以下のような方は、治療が適用できない、あるいはリスクが高まるため慎重な判断が必要です。

  • 顎の骨の量が極端に少ない方(骨造成手術で対応可能な場合もあります)
  • 重度の歯周病にかかっている方(まずは歯周病の治療が最優先です)
  • コントロールされていない重度の糖尿病や高血圧、骨粗しょう症などの全身疾患がある方
  • 喫煙習慣のある方(血流が悪くなり、インプラントの定着を妨げるリスクが高まります)
  • 口腔内の清掃状態が著しく悪い方

自分の身体の状態がインプラント治療に適しているか、まずは歯科医師に詳しく診てもらうことが不可欠です。

とどろき今井歯科のインプラント治療5つの強み

これまで解説してきた不安解消のポイントを踏まえ、信頼できる歯科医院を選ぶことが何よりも重要です。
世田谷区等々力にある「とどろき今井歯科」では、患者さんの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただくための様々な取り組みを行っています 。

とどろき今井歯科の強み不安解消につながるポイント
1. 痛みを最小限にする工夫表面麻酔や自動麻酔注射器はもちろん、リラックスできるアロマの香る空間で、治療への恐怖心を和らげます 。
2. 精密機器による安全な治療歯科用3DCTやマイクロスコープを駆使し、肉眼では見えない部分まで正確に診断・治療。手術の安全性を高めます 。
3. 専門知識を持つ院長日本口腔インプラント学会に所属している院長が、一人ひとりに最適な治療計画を丁寧に説明します。
4. 長期的な安心を提供インプラントには10年間の長期保証を設定。治療後も予防プログラムで口腔内の健康を長期的にサポートします。
5. 徹底した衛生管理ヨーロッパ最高基準「クラスB」の滅菌器を導入し、院内感染のリスクを徹底的に排除。安心して治療を受けられる環境です。

1. 痛みを最小限に リラックスできる治療環境

とどろき今井歯科では、治療の痛みを極力抑えるため、表面麻酔や極細の針、コンピューター制御の自動麻酔注射器を使用しています。
歯科医院特有の「怖い」イメージを払拭し、心身ともにリラックスした状態で治療に臨めるよう配慮されています。

2. 3DCT・マイクロスコープによる精密・安全な治療

安全なインプラント治療には、手術前の正確な診断が欠かせません。
とどろき今井歯科では、歯科用3DCTやセファロといった高度な診断機器を導入しています。
これにより、顎の骨の厚みや神経の位置などを三次元で詳細に把握し、安全で確実な手術計画を立てることが可能になります 。

3. 治療後も安心の10年長期保証と予防プログラム

「治療して終わり」ではありません。
とどろき今井歯科では、インプラント治療に10年間の長期保証を設けており、万が一のトラブルにも責任を持って対応します。
また、治療後はインプラントを長持ちさせるための定期メンテナンスや、専門的な自費クリーニングなど、予防のためのプログラムが充実しているため、将来にわたって安心です。

4. クラスB滅菌器による徹底した衛生管理

外科手術を伴うインプラント治療において、衛生管理は命綱ともいえます。
とどろき今井歯科では、医療先進国であるヨーロッパで最も厳しいとされる基準「クラスB」をクリアした滅菌器を導入しています。
使用する器具は全て徹底的に滅菌処理されており、院内感染のリスクを限りなくゼロに近づける努力をしています。

【まとめ】インプラントの不安は解消できる。まずは専門家への相談から始めよう

インプラント治療に対する「怖い」「高い」「失敗したらどうしよう」といった不安は、正しい知識を得て、信頼できる専門家に相談することで、一つひとつ解消していくことができます。

失った歯の機能を取り戻し、以前のように食事や会話を楽しみ、心から笑える毎日を送る。
インプラント治療は、そんなあなたの願いを叶えるための強力な選択肢となり得ます。
この記事が、あなたの不安を解消し、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

世田谷区等々力エリアでインプラント治療を検討されている方は、一度「とどろき今井歯科」のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
あなたの不安に真摯に耳を傾け、最適な解決策を一緒に考えます。

参考文献

[1]歯周病患者に対する骨接合型インプラントの治療成績に関する臨床的研究

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